二級建築士受験科

二級建築士受験科

一級建築士受験科

二級建築士受験科

2年制二級建築士の受験資格を取得するための指定科目40単位を履修し、受験資格を得るための学科です。

仕事をしながら、あるいは、大学や短大に通いながら、卒業後に二級建築士の受験をしたいという方を対象とした学科です。

当校の通信教育課程で、資料請求やお問い合わせが一番多かったのが「通信教育で二級建築士(※)の受験資格を得られるのか」というお問い合わせでした。
この点を踏まえて、当校では二級建築士の受験資格を得るために取得しなければならない指定科目を効率よく履修し、卒業後の7月に二級建築士試験を受験できる学科として設置しています。特に、働きながら二級建築士の受験資格を大学の通信教育よりも早くとりたい、大学・短大在学中に通信教育を開始し、卒業と同時に二級建築士試験にチャレンジしたいという方を対象とした学科です。

※ 二級建築士試験について

詳細は、「公益財団法人 建築技術教育普及センター」ホームページを参照してください。
https://www.jaeic.or.jp/shiken/2k/

専門領域

資格二級建築士受験資格

国土交通大臣の指定する科目(40単位以上)の履修を行い卒業資格を取得します。
履修する科目・内容については、下記カリキュラムを参照してください。

資格商業施設士

商業施設士は、さまざまな商業施設の運営管理システムや、店舗の構成・デザインなどを総合的に計画し、監理を行う専門家です。
当校では、商業施設士補の資格講習会の開催を通じて、資格取得のバックアップを行っています。

資格インテリアコーディネーター

インテリアコーディネーターは、住まい手にとって快適な住空間を作るために適切な提言・助言を行う資格です。
インテリア(内装、家具、住宅設備等)に関する幅広い商品知識を持ち、住宅・インテリアメーカー、工務店、販売店やフリーな立場で、インテリア計画や商品選択のアドバイスを行います。

目標とする資格

二級建築士、インテリアコーディネーター、木造建築士、色彩検定

カリキュラム

【1年次】
1年次は学科試験に関連する科目中、基礎的な科目を中心に学習を始めます。設計製図に関連する科目では、初めて手書きの製図を行う方が多いため、建築製図の基礎的な学習から試験で問われる平面図・配置図・立面図・断面図等の作図手順を身につけるとともに、簡単なプランニングから応用的なプランニングまで学習していきます。
【2年次】
2年次になると学科試験に関連する科目では、建築法規、建築施工など学科試験に直結する科目や受験生が苦手としている構造力学を学習していきます。設計製図試験に関連する科目では、二級建築士試験で問われる木造2階建ての住居やRC造の建築物を取り上げ、過去問を使用して作図手順やプランニングの方法を学びます。
授業科目 単位数 内容 学習形態※ 履修年次 単位認定方法
建築計画Ⅰa 2 設計・デザインから法規、工法、施工、設備など建築全般について概要を学ぶとともに演習として省スペースの設計を行う。 T+e S 1年次前期 レポート提出
課題提出
カラーコーディネート 3 色彩学トーンの分類から色の感じ方等色彩の基礎を学ぶとともに色彩学をベースにリビング・店舗の着彩課題を行う。 T+e S 1年次前期 課題提出
建築史 2 建築やインテリアの歴史知識から、今後のデザインの基礎知識を学びとっていく。 T+e 1年次前期 試験
一般構造Ⅰ 3 一般構造Ⅰでは木工造および鉄骨造を中心に構造に関する基礎知識を修得し、あわせて軸組模型の制作を行う。 T+e S 1年次前期 課題提出
試験
一般構造Ⅱ 2 建築物等の一般的な構造に関する基礎知識を修得する。一般構造Ⅱでは鉄筋コンクリート造および各部の工法を扱う。 T+e 1年次後期 試験
建築環境 2 建築物の室内における光、音、空気、温度等の環境が人の健康に与える影響に関する基礎的な知識を修得する。 T+e 1年次後期 試験
建築材料 2 建築物に使用される木材、コンクリート等の材料に関しての知識及びその積算方法の基礎を学ぶ。 T+e 1年次後期 試験
建築計画Ⅰb 3 建築物の配置計画、寝室などの単位空間、住宅計画や都市計画などの基礎知識を修得。併せて別荘の設計課題に取り組む。 S 1年次後期 課題提出
建築製図Ⅰ 4 1年次の建築製図Ⅰでは平面図、立面図、伏図などの作図を通じて、木造、RC造の作図手順を理解する。 S 1年次通年 課題提出
建築設備 2 室内環境形成のための換気、冷暖房、安全性確保のための消火、排煙等および電気、ガス等の設備の基礎知識を修得する。 T+e 2年次前期 試験
建築法規Ⅰ 2 建築士に欠かせない建築基準法を中心に採光、高さ制限など建築物等に関する法令の基礎知識を修得する。 T+e 2年次前期 試験
設計演習Ⅰ 3 将来の実務を見据えて、木造二階建て住宅の設計計画のプランニングとプレゼンテーションを学ぶ。 S 2年次前期 課題提出
建築法規Ⅱ 2 建築法規Ⅰに続き、防火区画、避難施設、構造強度などの分野や建築士試験で扱われる建築士法やその他法令を扱う。 T+e 2年次後期 試験
構造力学 2 建築物等の応力または変形等を求める構造計算の基礎理論に関する基礎知識を修得する。 T+e 2年次後期 試験
建築施工 2 建築物の施工計画、各種工事、工事施工等生産過程など、学科試験の建築施工に向けての基礎知識を修得する。 T+e 2年次後期 試験
建築製図Ⅱ 4 2年次の建築製図Ⅱでは建築士試験に備え、エスキスの進め方、図面を時間内に仕上げる手順を身につける。 S 2年次通年 課題提出

卒業に必要な総単位数:40単位

※学習形態の記号の説明:T+e=テキスト+映像教材学習、S=スクーリング中心科目

一級建築士受験科

3年制一級建築士の受験資格を取得するための指定科目53単位を履修し、受験資格を得るための学科です。

仕事をしながら、あるいは、大学に通いながら、卒業後に一級建築士の受験をしたいという方を対象とした学科です。

令和2年の建築士法改正により、従来実務経験を経ないと受験できなかった一級建築士試験が、一定の指定科目を満たせば卒業後にすぐに受験可能となりました。
当校では2014年に二級建築士受験科を創設し、多くの二級建築士を輩出してきましたが、2021年度より、上記のような需要を踏まえて一級建築士受験科を創設することといたしました。
二級建築士受験科と同様に、働きながら一級建築士の受験資格を大学の通信教育よりも早く取得したいという方を対象とした学科です。
なお、一級建築士受験科は土・日スクーリングのみですのでご注意ください

※一級建築士試験について

詳細は「公益財団法人 建築技術教育普及センター」ホームページを参照してください。
https://www.jaeic.or.jp/shiken/1k/

※新しい建築士法の内容について

国土交通省ホームページを参照してください。
https://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000799.html

目標とする資格

一級建築士

カリキュラム

【1年次】
1年次は学科試験に関連する科目中、基礎的な科目を中心に学習を始めます。設計製図に関連する科目では、初めて手書きの製図を行う方が多いため、建築製図の基礎的な学習から試験で問われる平面図・配置図・立面図・断面図等の作図手順を身につけるとともに、簡単なプランニングから応用的なプランニングまで学習していきます。
【2年次】
2年次になると学科試験に関連する科目では、建築法規、建築施工など学科試験に直結する科目や受験生が苦手としている構造力学を学習していきます。設計製図試験に関連する科目では、二級建築士試験で問われる木造2階建ての住居やRC造の建築物を取り上げ、過去問を使用して作図手順やプランニングの方法を学びます。
【3年次】
3年次には、1年次・2年次の学習をベースに、一級建築士受験に的を絞った科目を学習して、卒業後の建築士試験に合格するための基礎学力を養います。
授業科目 単位数 内容 学習形態※ 履修年次 単位認定方法
建築計画Ⅰa 2 設計・デザインから法規、工法、施工、設備など建築全般について概要を学ぶとともに演習として省スペースの設計を行う。 T+e S 1年次前期 レポート提出
課題提出
カラーコーディネート 3 色彩学トーンの分類から色の感じ方等色彩の基礎を学ぶとともに色彩学をベースにリビング・店舗の着彩課題を行う。 T+e S 1年次前期 課題提出
建築史 2 建築やインテリアの歴史知識から、今後のデザインの基礎知識を学びとっていく。 T+e 1年次前期 試験
一般構造Ⅰ 3 一般構造Ⅰでは木工造および鉄骨造を中心に構造に関する基礎知識を修得し、あわせて軸組模型の制作を行う。 T+e S 1年次前期 課題提出
試験
一般構造Ⅱ 2 建築物等の一般的な構造に関する基礎知識を修得する。一般構造Ⅱでは鉄筋コンクリート造および各部の工法を扱う。 T+e 1年次後期 試験
建築環境 2 建築物の室内における光、音、空気、温度等の環境が人の健康に与える影響に関する基礎的な知識を修得する。 T+e 1年次後期 試験
建築材料 2 建築物に使用される木材、コンクリート等の材料に関しての知識及びその積算方法の基礎を学ぶ。 T+e 1年次後期 試験
建築計画Ⅰb 3 建築物の配置計画、寝室などの単位空間、住宅計画や都市計画などの基礎知識を修得。併せて別荘の設計課題に取り組む。 S 1年次後期 課題提出
建築製図Ⅰ 4 1年次の建築製図Ⅰでは平面図、立面図、伏図などの作図を通じて、木造、RC造の作図手順を理解する。 S 1年次通年 課題提出
建築設備 2 室内環境形成のための換気、冷暖房、安全性確保のための消火、排煙等および電気、ガス等の設備の基礎知識を修得する。 T+e 2年次前期 試験
建築法規Ⅰ 2 建築士に欠かせない建築基準法を中心に採光、高さ制限など建築物等に関する法令の基礎知識を修得する。 T+e 2年次前期 試験
設計演習Ⅰ 3 将来の実務を見据えて、木造二階建て住宅の設計計画のプランニングとプレゼンテーションを学ぶ。 S 2年次前期 課題提出
建築法規Ⅱ 2 建築法規Ⅰに続き、防火区画、避難施設、構造強度などの分野や建築士試験で扱われる建築士法やその他法令を扱う。 T+e 2年次後期 試験
構造力学 2 建築物等の応力または変形等を求める構造計算の基礎理論に関する基礎知識を修得する。 T+e 2年次後期 試験
建築施工 2 建築物の施工計画、各種工事、工事施工等生産過程など、学科試験の建築施工に向けての基礎知識を修得する。 T+e 2年次後期 試験
建築製図Ⅱ 4 2年次の建築製図Ⅱでは建築士試験に備え、エスキスの進め方、図面を時間内に仕上げる手順を身につける。 S 2年次通年 課題提出
建築計画Ⅱ 2 学校などの公共建築に特有の計画の留意点を扱うとともに、バリアフリー、地球環境に適した建築計画についても扱う。 T+e 3年次前期 試験
構造力学Ⅱ 2 建築物等の応力または変形等を求める構造計算のうち、不静定構造の基礎理論に関する基礎知識を修得する。 T+e 3年次前期 試験
設計演習Ⅱ 3 一級建築士の製図試験に向けて、RC造の公共建築物を題材に設計計画のプランニングとプレゼンテーションを学ぶ。 S 3年次後期 課題提出
建築演習 2 一級建築士の学科試験の対策として、各科目の試験に出やすい重要なポイントを講義と問題演習で抑えていく。 S 3年次後期 試験
建築製図Ⅲ 4 3年次の建築製図Ⅲでは建築士試験に備え、RC造のエスキスの進め方、図面を時間内に仕上げる手順を身につける。 S 3年次通年 課題提出

卒業に必要な総単位数:53単位

※学習形態の記号の説明:T+e=テキスト+映像教材学習、S=スクーリング中心科目